
2025年日本国際博覧会 大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn
ミライ人間洗濯機 展示ブース壁面 70年万博レガシーイラスト
協賛企業 : 株式会社 サイエンス
企画・デザイン : 株式会社 乃村工藝社
施工 : 株式会社 ノムラメディアス
イラストレーション : 北窓優太
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博) 大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn、ミライ人間洗濯機 展示ブースの壁面 70年万博レガシーイラストを担当させていただきました。
人間洗濯機を語る上で欠かせないのが1970年の大阪万博。 ワイヤレスフォン・電気自動車・電波時計・缶コーヒー・回転寿司などさまざまな技術がはじめて発表され、ファストフード・カジュアルファッションなどのカルチャーが日本に浸透するきっかけとなった舞台。その中で、発表されながらも実用化に至らなかった人間洗濯機が、55年の時を経て進化を遂げ再び発表される。
このストーリーを少しでも感じてもらえるよう’70年レガシーとともに、
過去・現在・未来をつなぐひとつづきの絵巻物としてえがきました。
「過去」の最端には、新幹線(1964)・月面着陸(1969)といった’70年以前をえがき、
ミャクミャクとつむがれてきた技術の進歩を伝えています。
「現在」には大阪の街並みを、そして日本が誇る絶景の富士山をえがきました。
これは幼い頃、銭湯の湯船から見た壁画の富士山でもあり、
古き良きニッポンの風呂文化とミライの風呂をつなぎます。
「未来」には、暮らしの中で実用化された人間洗濯機を、
また、宇宙空間でも活躍するお風呂としてえがいています。
少子高齢化が進む社会において、未来の高齢者だけでなく、何よりも未来の介護を担う現在の子どもたちや、そのまた子どもたちが、過度な苦労を強いられることなく活きいきと暮らせる社会の実現を…そんな願いを込めてえがいた壁面イラストレーションです。















